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「火星の人」にハマった、ハマった。
●久しぶりにおもしろいSFを読みましたー!
我らソーニョの頭脳派
gackyがfacebookでオススメ
して下さったので、
ソッコーでKindle買い!
6日間ハマりにハマり、
ついさっき読み終わってしまいましたー(ToT)
アマゾンにあらすじ解説がありますが、要は火星に1人
取り残されちやった時、
いかにサバイバルするか?
いかに食糧問題を片付け、
いかに呼吸問題を片付け、
いかに冷えを克服するか?
↑
火星は生身じゃ生きられないほど寒い!
というお話。
いやぁ、最後の最後まで
ハラハラさせられましたよー。
●主人公がものすごく前向きでいい!
襲い来る数々の困難に、
時に落ち込んだりしながらも、ともかくひたすら前向きにガンバる人!
それだけ精神的にタフなんだけど、口を開けば4 letter wordsが飛び交い、ジョーク大好き人間。そのヘン、「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスを彷彿とさせる。いかにもアメリカンだねー。
時々、「えらいぞ、ローバー!」とか、「ピタゴラスのバカ野郎!」とか、「アルキメデス、万歳!」とかとか、叫んでたり。
そうだ、今日はテーマソングを決めよう!
とか、いきなり叫んでたり、
夜はちょっとリラックスしたいから、と他のクルーが残した私物を漁り、70年代のテレビドラマをせっせと観たり、電子書籍でポワロを読んだり。他に聴くものがないんで、ブツクサ文句を言いながらディスコソングを聴いてたり。
作業で腰を思いっきり傷めちゃって、「これは風呂だ。風呂に入るしかない!」と、自前でなんとかお風呂を作り、入った瞬間に、
「あああああああ~」
しか言葉が出なかった……とか。
そりゃあそうだ。
宇宙では、普通、風呂には
入れないんである。
地球以来の入浴、
さぞさぞ気持ち良かったでしょう。
だが、口が悪いだけじゃない。科学者らしい緻密な勤勉さに、根はものすごく生真面目かも、と思わせるものがある。(勤勉さに加え、時々とんでもないアイデアがひらめき、何とか生き延びる、というのもステキ♡)
1日にこれくらいの作業量をこなすには、最低限これくらいのカロリーが必要で、
そのカロリーを得るためには、手持ちの宇宙食だけでは足りない、では、どうするか?
で計算して、せっせと畑を
作ったりする。おおざっぱなジョーク人間かと思いきや、作業する時は超緻密にきっちり働く。
この勤勉さがテルマエの
ルシウスばりなもんだから、
ついルシウスとイメージが
ダブるー(≧▽≦)
最後の最後まで、
これでもか、とトラブルが
襲って来、なかなか途中で
止められない本デス。
当初は地球との交信手段がなくて、さすがの前向き主人公も落ち込む時もあったのですが、ひょんな事から交信出来るようになり、読んでるこちらまで、ほっ。
その後トラブルに見舞われて、また交信は難しくなってしまうのだけど、自分が火星で生きている、生きのびようとしている、ということを知っている人がいる、という確信が、主人公を強くしてくれる。
親友に送ったメールに
じ~んと来て、涙、涙でした。
●今回は日本の辞書だけではとても足りない
もんだから、Kindleに内蔵したOxford English Dictionary(略称OED。紙の本なら、それこそ百科事典がごっそり……みたいな大著で、とてつもなくたくさんの語彙が並んでいる)でヒイヒイ調べながら読みました。
良くしたもので、現在使っているKindle本体は、Wi-Fi環境にあれば、Wikipediaでもすぐ調べられたりする。
かなりリアルに、ほぼ現在火星のことで分かっていることは、全部既成事実として扱っている話なもんだから、
文系人間にはわからないとこだらけ。
今回初めて、火星のいわゆる「運河」を発見した人とか、調べちゃいましたよ。
イタリア人の天文学者で、Giovani Schiaparelli(ジョバンニ・スキアパレッリ)さんと言いますが、この人の名前を冠された場所とか出てくるんですよー。で、どんな人だろう? とWikipedia検索。
火星に「運河」がある、というので、人が住んでたんじゃないか?
と昔は随分騒がれましたねー。
Wikipediaによると、
これ、元々はイタリア語で
canali(溝)だったのが、
英語に翻訳された時、
canalになったもんだから、
人工的な運河、というイメージが広がってしまったんだとか。
いやぁ、それにしても便利だ。分からない事を、スマホですぐさま調べられるのって、本当に助かる。
この上、最近開発されてる
紙のパソコンが出来たりしたら、すごいよね。
子供の頃には夢物語でしかなった近未来が、どんどん近づいてくる~(≧▽≦)
●にしても、地球で良かったよ、うん。
このお話は、火星という
環境の中で、「食う寝るところ住むところ」+「呼吸すること」が、どこまで出来るのか?
という、究極のサバイバル小説になっています。
読者としては、いろんな苦難が襲ってくると、
息が詰まっちゃう~!
やめて~!
と、1人ドキドキしながら
読むわけですが、
その一方で、あまりに楽観的に主人公が鼻歌なんか歌いそうになってると、
そんなに順調に事が進むわけはない、必ずこの辺りで
とんでもない危機が訪れるに違いない!
ほぉら、来た!
とか、思っちゃう。
主人公に感情移入すると、
こんなに頑張ってるんだから、早くハッピーエンドに
行って~(ToT)
と思うが、その一方で、
ほらね、やっぱりね、
そんなに簡単にハッピーになったら、物語の起伏に乏しいよね~(≧▽≦)
とかとか、まあ、
ワクワクドキドキ、
時にサメザメ泣き、
時に大爆笑しつつ、
大いに楽しませていただきました。
異星でのサバイバル、
これ、さまざまな訓練を受けてて、なおかつ専門分野で一頭地を抜いてる上に、精神的にタフで、かつ勤勉で、組織的分析が出来て、のホントにスーパーな人でないと、
出来ないよなー。
読みながら、
「良かった。地球でちゃんと空気吸えて、ごはん食べられて、ホント、良かった!」
と何度思ったことでしょー。
私が火星に取り残されたら、あっという間にお陀仏です。
●火星シリーズっての、あったな。
考えたら、小学生だか中学生の時、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズにハマったんだった。
うちの一家は結構SF好きで、
おばあちゃんの本棚にバローズが揃っていて、火星シリーズ・金星シリーズを次々と借りて読んだ。
これはSFというよりは
ファンタジーで、
なぜかいきなり火星に
ワープ?
しちゃう主人公ジョン・カーターが、火星の英雄になって、火星のプリンセスと結ばれたりするという、
ま、英雄ファンタジー。
火星には、地球みたいな大気がなかったり、うんとこせ
寒くて、とても地球人は
生身では生きられない世界のハズなんだけど、
そんなこたぁ、無視(^◇^;)
のおとぎ話。でも、ワクワクの英雄ストーリーで、
14巻を一気読みしましたねー。
父はその当時、レンズマンシリーズとか、マフィアシリーズにハマっていたな、確か。
母はSFは読まなかったが、松本清張とか土屋隆夫と森村誠一とか、ともかく推理小説フリークで、新刊が出ると、片っ端から読んでたような。
で、誰も純文学を読まない一家………(^_^;)
いやぁ、雀百まで踊り忘れず、と言うか、
カエルの子はカエル、
と言うか、
未だにろくに純文学も読まずにファンタジーやらSFやらばっかり。推理小説も、やたら読んでいて、ホームズもルパンもポワロもドルリー・レーンも大好物である。
で、大人になっても、
ろくに純文学を読まない。
川上弘美くらいなものである。
幼い頃にインプットされた傾向で、その後の読書人生が決まったよーな気がするな。うーん、なんか、どっか、間違っているのかもな。
我らソーニョの頭脳派
gackyがfacebookでオススメ
して下さったので、
ソッコーでKindle買い!
6日間ハマりにハマり、
ついさっき読み終わってしまいましたー(ToT)
アマゾンにあらすじ解説がありますが、要は火星に1人
取り残されちやった時、
いかにサバイバルするか?
いかに食糧問題を片付け、
いかに呼吸問題を片付け、
いかに冷えを克服するか?
↑
火星は生身じゃ生きられないほど寒い!
というお話。
いやぁ、最後の最後まで
ハラハラさせられましたよー。
●主人公がものすごく前向きでいい!
襲い来る数々の困難に、
時に落ち込んだりしながらも、ともかくひたすら前向きにガンバる人!
それだけ精神的にタフなんだけど、口を開けば4 letter wordsが飛び交い、ジョーク大好き人間。そのヘン、「ダイ・ハード」のブルース・ウィリスを彷彿とさせる。いかにもアメリカンだねー。
時々、「えらいぞ、ローバー!」とか、「ピタゴラスのバカ野郎!」とか、「アルキメデス、万歳!」とかとか、叫んでたり。
そうだ、今日はテーマソングを決めよう!
とか、いきなり叫んでたり、
夜はちょっとリラックスしたいから、と他のクルーが残した私物を漁り、70年代のテレビドラマをせっせと観たり、電子書籍でポワロを読んだり。他に聴くものがないんで、ブツクサ文句を言いながらディスコソングを聴いてたり。
作業で腰を思いっきり傷めちゃって、「これは風呂だ。風呂に入るしかない!」と、自前でなんとかお風呂を作り、入った瞬間に、
「あああああああ~」
しか言葉が出なかった……とか。
そりゃあそうだ。
宇宙では、普通、風呂には
入れないんである。
地球以来の入浴、
さぞさぞ気持ち良かったでしょう。
だが、口が悪いだけじゃない。科学者らしい緻密な勤勉さに、根はものすごく生真面目かも、と思わせるものがある。(勤勉さに加え、時々とんでもないアイデアがひらめき、何とか生き延びる、というのもステキ♡)
1日にこれくらいの作業量をこなすには、最低限これくらいのカロリーが必要で、
そのカロリーを得るためには、手持ちの宇宙食だけでは足りない、では、どうするか?
で計算して、せっせと畑を
作ったりする。おおざっぱなジョーク人間かと思いきや、作業する時は超緻密にきっちり働く。
この勤勉さがテルマエの
ルシウスばりなもんだから、
ついルシウスとイメージが
ダブるー(≧▽≦)
最後の最後まで、
これでもか、とトラブルが
襲って来、なかなか途中で
止められない本デス。
当初は地球との交信手段がなくて、さすがの前向き主人公も落ち込む時もあったのですが、ひょんな事から交信出来るようになり、読んでるこちらまで、ほっ。
その後トラブルに見舞われて、また交信は難しくなってしまうのだけど、自分が火星で生きている、生きのびようとしている、ということを知っている人がいる、という確信が、主人公を強くしてくれる。
親友に送ったメールに
じ~んと来て、涙、涙でした。
●今回は日本の辞書だけではとても足りない
もんだから、Kindleに内蔵したOxford English Dictionary(略称OED。紙の本なら、それこそ百科事典がごっそり……みたいな大著で、とてつもなくたくさんの語彙が並んでいる)でヒイヒイ調べながら読みました。
良くしたもので、現在使っているKindle本体は、Wi-Fi環境にあれば、Wikipediaでもすぐ調べられたりする。
かなりリアルに、ほぼ現在火星のことで分かっていることは、全部既成事実として扱っている話なもんだから、
文系人間にはわからないとこだらけ。
今回初めて、火星のいわゆる「運河」を発見した人とか、調べちゃいましたよ。
イタリア人の天文学者で、Giovani Schiaparelli(ジョバンニ・スキアパレッリ)さんと言いますが、この人の名前を冠された場所とか出てくるんですよー。で、どんな人だろう? とWikipedia検索。
火星に「運河」がある、というので、人が住んでたんじゃないか?
と昔は随分騒がれましたねー。
Wikipediaによると、
これ、元々はイタリア語で
canali(溝)だったのが、
英語に翻訳された時、
canalになったもんだから、
人工的な運河、というイメージが広がってしまったんだとか。
いやぁ、それにしても便利だ。分からない事を、スマホですぐさま調べられるのって、本当に助かる。
この上、最近開発されてる
紙のパソコンが出来たりしたら、すごいよね。
子供の頃には夢物語でしかなった近未来が、どんどん近づいてくる~(≧▽≦)
●にしても、地球で良かったよ、うん。
このお話は、火星という
環境の中で、「食う寝るところ住むところ」+「呼吸すること」が、どこまで出来るのか?
という、究極のサバイバル小説になっています。
読者としては、いろんな苦難が襲ってくると、
息が詰まっちゃう~!
やめて~!
と、1人ドキドキしながら
読むわけですが、
その一方で、あまりに楽観的に主人公が鼻歌なんか歌いそうになってると、
そんなに順調に事が進むわけはない、必ずこの辺りで
とんでもない危機が訪れるに違いない!
ほぉら、来た!
とか、思っちゃう。
主人公に感情移入すると、
こんなに頑張ってるんだから、早くハッピーエンドに
行って~(ToT)
と思うが、その一方で、
ほらね、やっぱりね、
そんなに簡単にハッピーになったら、物語の起伏に乏しいよね~(≧▽≦)
とかとか、まあ、
ワクワクドキドキ、
時にサメザメ泣き、
時に大爆笑しつつ、
大いに楽しませていただきました。
異星でのサバイバル、
これ、さまざまな訓練を受けてて、なおかつ専門分野で一頭地を抜いてる上に、精神的にタフで、かつ勤勉で、組織的分析が出来て、のホントにスーパーな人でないと、
出来ないよなー。
読みながら、
「良かった。地球でちゃんと空気吸えて、ごはん食べられて、ホント、良かった!」
と何度思ったことでしょー。
私が火星に取り残されたら、あっという間にお陀仏です。
●火星シリーズっての、あったな。
考えたら、小学生だか中学生の時、エドガー・ライス・バローズの火星シリーズにハマったんだった。
うちの一家は結構SF好きで、
おばあちゃんの本棚にバローズが揃っていて、火星シリーズ・金星シリーズを次々と借りて読んだ。
これはSFというよりは
ファンタジーで、
なぜかいきなり火星に
ワープ?
しちゃう主人公ジョン・カーターが、火星の英雄になって、火星のプリンセスと結ばれたりするという、
ま、英雄ファンタジー。
火星には、地球みたいな大気がなかったり、うんとこせ
寒くて、とても地球人は
生身では生きられない世界のハズなんだけど、
そんなこたぁ、無視(^◇^;)
のおとぎ話。でも、ワクワクの英雄ストーリーで、
14巻を一気読みしましたねー。
父はその当時、レンズマンシリーズとか、マフィアシリーズにハマっていたな、確か。
母はSFは読まなかったが、松本清張とか土屋隆夫と森村誠一とか、ともかく推理小説フリークで、新刊が出ると、片っ端から読んでたような。
で、誰も純文学を読まない一家………(^_^;)
いやぁ、雀百まで踊り忘れず、と言うか、
カエルの子はカエル、
と言うか、
未だにろくに純文学も読まずにファンタジーやらSFやらばっかり。推理小説も、やたら読んでいて、ホームズもルパンもポワロもドルリー・レーンも大好物である。
で、大人になっても、
ろくに純文学を読まない。
川上弘美くらいなものである。
幼い頃にインプットされた傾向で、その後の読書人生が決まったよーな気がするな。うーん、なんか、どっか、間違っているのかもな。
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