静岡の地震にお見舞いメールをたくさん

●ニュースに「静岡で震度６」と大きく

出ていたのを後で見て、びっくり。
うちの辺りは、だいたい震度４くらいだった
ようです。

緊急地震速報が携帯に入り、
ブーブー言い出した瞬間に、
ぐらぁっと来ましたんで、かなり
オタオタしてしまいました。
でも幸い、何事もなく、被害ゼロで
収まりました。富士・富士宮では
自主避難があったり、崖崩れがあったり・・・
のようですが、静岡・清水は何とか。
でもまだ、船酔いしているような感じがあります。
小さい余震が来ているのでしょう。

Facebookで友達承認しあった豊橋在住の
ベーシスト直樹が、だんだん近づいてくる
感じでコワイ、で、既に緊急用キットを
全て準備し終わったそうです。やっぱり
東海の人間は、東海地震や東南海地震は
「絶対来る」と言われているので、とりあえず
準備はしています。うちは、あんまりしっかり
してないかなぁ。でも、常に手許に懐中電灯
はあるし、グルグル回して充電するラジオ
（携帯も充電できるというスグレもの。以前
無印良品で見つけました）もセットしました。

●Facebookは、そもそも

海外にいるfamily memberの1人
Ｔｏｒｂｊｏｒｎにこちらの様子を伝えるのに
メールより手軽らしい・・・ということで
始めました。skypeも使えば、もっと
いいと思うんだけど、アカウントは
開いてありますが、まだ使っていない・・・
というか、まだてんでわかっていない。

昔はよく国際電話で話しましたが、
最近はもっぱらskypeを利用してるみたい
なんで、ま、そのうち。
（相当早口のヤツなんで、相当気合い入れないと、
全部聞き取れない・・・）

で、友達を捜していったら、ソーノの先輩や
同期でも使い始めた人もいるし、遠縁の人も
最近使い始めたとのこと。バンコクのＦ間さん
からもご挨拶があったので、びっくり。

ミュージシャンも
結構いる。作曲のＨ乃さんのお兄様で
プロデューサー兼シャンソン歌手の
設楽さんから、早速おたよりがありました。
それから、
ロンドンのピアニストＲ子さんともつながった。
なるほど、こういうコミュニティーなのかぁ・・・
ということで、少しずつ馴れていこう・・・と
思っているところです。

日本人以外の人向けに、せっせと
英訳文も付けてみてます。英作文の
練習になるなぁ・・・。

●ほっとしたこと

なかなか連絡がつかなくて、
どこかの避難所に入っているのか、
はたまた仙台空港に閉じこめられているのか、
ニュースを見るたびに、心がざわざわして
いたんですが、仙台在住のＮ妻さんと
ついに連絡がとれました。

今日やっとネットが回復したとのことで、
早速メールを下さいました。
詳しくは書かれていませんが、
一時はこれで死んでも・・・みたいな
覚悟もなさっていたようで、きっと
大変な経験をされたのでしょう。

ともかく、元気なメールが来て、よかった。
心のつかえが、一気に取れました。
とは言え、亡くなった方、避難所で
水も食糧も不足している中、被爆の恐怖に
怯えていらっしゃる方々を思えば、
ほっとした、と手離しで言ってる場合じゃない
んですが。

●ちょっと落ち込んでること

実は、身近な方が1人、亡くなりました。
津波でさらわれた、とかではないのですが、
やはり地震の影響があったように思っています。

清水に住んでいるおばあちゃんで、
父のガールフレンド。なんというか、あんまり
世間知がないもんだから、父は最後まで
心配してました。シャキシャキして元気で、
世話好きのおばちゃまだったんですがね。
最近、大分衰えが出てきた感じで、
ちょっと気にしてました。

11日の地震の後、12日にちょうど時間が
あったので、家族揃ってちょっとお宅へ
伺っておしゃべりしたとこでした。
切り干し大根をこの前持って行ったら
大好物だ、と喜んでいたので、また煮込んで、
ついでに高野豆腐もつけてタッパー詰めして
手土産にし、秋野の入学報告がてら行った
んですがね。ちょっと身体はしんどそうでしたが、
いつもと同じ調子で、どこがどう、ってわけ
じゃなかったんですが、14日の朝に急に
逝ってしまいました。

15日の朝に連絡があって、しばし呆然。
虫が知らせて、会いに行こう・・・と思ったのでしょうか。

思えば、母が亡くなった後、
大変なショックを受けて、後追いしそうな
ほど意気消沈していた父を慰め、励まし、
また生きる意欲を持たせてくれた人でした。

おかげで父は、母亡き後20年も
元気に過ごすことができたのです。
そう思うと、父に続いて彼女をも
見送ることになるとは・・・ちょっと感無量です。

11日の地震の日は、ちょうど昼寝を
していたそうで、あまり揺れたことは
覚えていない感じでした。
手伝いに来ていた人に起こされて、
高台の方まで車で避難したそうです。
おうちが清水の港からすぐ近くでしたので、
津波を警戒してのことです。幸い、何も
被害はなく、また本人も特に地震で
身体に影響を受けた、という認識もなかった
ようでした。が、
最近衰えが目立っていた高齢者のこと、
目に見えないところで、地震の影響が
身体に来ていたのかもしれません。
朝方シャワーを浴びる、と言って浴室に
行き、戻ってこないので見に行ってみると、
湯船の中で意識をなくしていたそうです。
ほとんど苦しまずに逝けたのかもしれません。

明日がお通夜、明後日がお葬式です。
ご冥福を祈ってきます。