今年もハマった！

●高校生クイズに今年もハマった！

今週中に、校正を１つ仕上げたいんで、
夜は仕事をする予定・・・だったんですけど、
高校生クイズが始まってしまった。
去年も夢中で見てしまったけれど、
見た瞬間に、「ダメだ。これは、全部
見るっきゃない！」と仕事放棄。

いやまあ、いろいろ参考になります
んで・・・（かなり言い訳がましいが、
いいのだ）。

●最初の問題からして解けん！

予選を勝ち上がってきたチーム５２組
を８組に絞り込む難問クイズの、
第一問目から歯が立ちましぇ～ん（泣）。

「地理の問題です。
火星で最も高い山の名前を
答えなさい」

地理じゃねえよ～！

答えは、オリンポス山（27,000m）・・・だそうです。
５２組中、３２組が正答しました。
完璧に、負けてます。

その後も、
「E=mc2を用いて、太陽はあと
何年で燃え尽きるか考えなさい」
だとか（答えは、5.4 x 10の９乗で、
54億年だそーです）、

アイザック・アシモフも所属していた
という、IQ148以上の人しか入会できない
Mensa Club（メンサクラブ）からの出題ってので、
（なんと、日本メンサクラブに所属している
という人が出演していた。いるんだなぁ、
そーいう人が）

1) EFDFC
2) CNVCKT
3)

この暗号を解いて、3)に入るものを
解答せよ

という問題とか。

いわゆるクリプトグラムの問題で、
一番多用されるパターンの法則を
使った問題。

解き方は、1)はそれぞれの
アルファベットの１つ前の文字にする
2)はそれぞれのアルファベットの
２つ前の文字にする

そうすると、
1)DENEB（デネブ）
2)ALTAIR（アルタイル）
になる。

これ、夏の大三角と呼ばれる３つの星の
うちの２つ。ということは、3)に入るのは、
Vega（ヴェガ）で、これを暗号に直さない
といけない。法則に従うと、
VEGAの３つ後の文字に変換しないと
いけません。答えは、YHJDとなります。
が、最後にうっかり、３つ前の文字に
変換してしまうというミスで、涙を呑んで
敗退したかわいそうなチームも。

東京の開成も、九州の久留米附設も、
最後まで頑張ったのですが、僅差で敗退。
決勝は、奈良の東大寺学園と
鹿児島ラ・サールの一騎打ち。

これがすっごい試合で、
何度も延長戦。ほんっとに気力の
勝負でした。（血の汗流せ、涙を拭くな・・・ですよ、
ホント）

ラ・サールを応援してたんですが、
最後の最後で、東大寺が勝利。
勝った涙も、負けた涙も、
感動的でした。

こういう頼もしい高校生たちが
将来日本を背負って立つ人材に
育っていってくれるんだろうな～。
頑張れ～。

うちにいるヤツと同年代とは、
到底思えません・・・。
ちなみにお嬢さんは、途中で
出て来たピラミッドに幾つの
キュービックが積まれているか、
という数学の問題にハマって、
何だか知らないが、ずっと計算して
喜んでました。あの～、テレビに
出ていた子たちは、すさまじいスピード
でやってましたが、大分、かかってましたね、
お嬢さん・・・。

●「宇宙エレベーター」の話

というのが、本日の日経ビジネスオンライン
に載ってまして、これがなかなか。

多分アクセスしても、登録していないと
読めないと思うんですが、ご心配いりません。
wowwowで９月６日（日）午前10:00から
「Quest探求者たち」という番組でやるそーです。

これはどーいう話か、というと、
静止衛星から、芥川龍之介の「蜘蛛の糸」
みたいに地上に糸（状のもの）を垂らし、
そこを高速でのぼるクライマーというものを
作り、宇宙空間までエレベーターのように
上がっていく・・・というＳＦ的というか、
夢物語みたいな話。ですが、今少しずつ
現実化してきているのです。

今回特集されているのは、
日大理工学部精密機械工学科の
青木義男教授。

この「宇宙エレベーター」理論というのは、
５０年くらい前からあったんだそうですが、
現実化するには、技術的ハードルが
高く、最近になってようやくいろいろ
始動してきたとのこと。

特に研究が進んでいるのは、
ドイツらしいですが、日本も青木教授
はじめ静大理工学部や名古屋大などが
研究しているんだとか。

蜘蛛の糸にとりつくクライマーは、
バランスを取るために、「やじろべえ」
のような形をしています。

実はカーボンナノチューブが開発
されたおかげで、この「やじろべえ」
開発が本格化したようですよ。

いろんな研究開発が、
互いに助け合っているんだなぁ。

●いかん、いかん

高校生クイズの後、おもしろくなって
ついつい調べ物をしたり、日経を
読んだりしていたので、

やっぱり本日の仕事ノルマは
達成できませんでした。だめだ、こりゃ。