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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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オール・バッハ・カンタータプログラム演奏会
091003_1646~01.JPG●地震の爪痕がまだある

昨日は静岡草深教会での
麻ちゃん・松ちゃん・池ヶ谷さん
出演のオール・バッハ・カンタータ
プログラム音楽会を聞きに行きました。

途中まで練習に参加していたので、曲は
みんな知ってるんだけど、結局スケジュールの
都合がつかなくて、今回は聞く方に回りました。

写真は、県庁前のお堀。この間の大地震で
崩れちゃった石垣が、まぁだこんな具合。
他のところは崩れてないんですけど、
研究者によると、どうやらここだけ手抜き工事
になっていたらしい・・・との事。他の石垣は、
根っ子みたいなところ(内側に埋め込むくさび的
な部分。ちょうど釘の根の部分のように、深く
埋め込むので、普通は落ちてこない)が、
他の石垣よりかなり短いそうです。
いつになったら直るのかな。

時間がなくてタクシーで行ったんだけど、
タクシーの運転手さんのお話によると、
(大阪出身の人だった)大阪城では、
石垣のひとつひとつに墨で番号とか
印を入れてあって、崩れてもすぐに
復元できるように設計図を作って
あるんだそうです。半年か一年に一度、
薄くなった墨を書き直す墨入れというのが
あるんだって。しっかりしてるなぁ。

●田舎にも、愛をください

そろそろ来年のスケジュールが
かなり出て来ちゃったので、
今年の手帳だけでは都合が悪く
なってきました。なかなか超整理手帳の
来年版が発行されないので、間に合わせに
小さな手帳に書いてたんだけど、やっぱり
超整理手帳が便利。

宣伝によると、新型のバーティカルとか
A5エレファント版とか、9月17日から発売
されるってんで、きっと従来型ももう出て
いるはず・・・と清水の本屋さんを探し
回ったんだけど、てんで見つからない。

で、昨日、静岡の丸善で、やっと見つけ
ました。従来型とエレファント版はあった
けど、バーティカルはなかった。
もっと田舎にも配布してくれ~。

今年版はビビッドなピンクレッドを
愛用していたんだけど、どうも使い方が
荒いのか、やたらにいろいろ詰め込みすぎる
のか、カバーの下部がちょっと破けてしまった。

中身だけ替える、にしたかったんだけど、
仕方ないのでカバー付きにしました。
で、手触りが良かったので、黒のカバー。
バッグの中でちゃんと見つけられるんだろうか。

とりあえず、古い方の今週分を切り取って
貼り付け、新しい手帳に乗り換え。10月
12日(月)から新しいセットに入っているんで、
早々に替えました。(古い方はカバーだけ
でなく、日程表の頁もぼろぼろしている・・・
つい気に入った手帳だと、何度も出しては
見たり書いたりするから痛みやすいのかな)

●来年の予定と言えば

朝、出がけに富士ベートーヴェンコーラスの
鈴木さんから久し振りに電話がありまして。

10月31日にメサイヤ全曲演奏会を古楽器で
やるんで、聞きに来て下さいのお知らせ
(そろそろ福島先生のムチが入っているそうな。
こわ。)と、来年1月24日に第九があって、
男声の募集を助けて、というお話。

富士市の事業なもんで、経費が豊富なのか、
参加費5000円で、チケットノルマもなし。
オケは富士フィル(アマチュア)ですが、
指揮はコバケンで、ソリストには錦織健さんも
来るという豪華バージョン。女声はすでに
100人ぐらい集まっているそうですが、男声が
ひっじょーに少ない。いずこも同じですが。

ということで、その後事務局の方から正式に
依頼の電話とFAXがありました。富士まで
練習に通うのは大変ですが、コバケンさんの
指揮というのは大変魅力的だと思います。
男声の皆さん、是非どうぞ!
(既に教会で池ヶ谷さん・内藤君・プンちゃんに
お話しました。後ほど練習日程など、
お知らせしまぁす)

●バッハカンタータの話

いかん、どうもこの日はいろいろあった
もんだから、なかなか表題の話に入れない。

肝心のメインイベントの話に入りましょう。

曲目は、
BWV 4「キリストは死の縛めに囚われました」
Christ lag in Todesbanden(復活祭第一祝日のために)
ミユールハウゼン時代(1707-1708)

BWV 150「主よ、私はあなたを求めています」
Nach dir, Herr, verlanget mich
(用途不明:詩編25:1以下、およびそれに
基づく自由詩による)
(1706)

BWV 182「天の王よ、感謝します」
Himmerskonig, sei willkommen
(棕櫚の主日のために)
ヴァイマール時代初期(1708-1717)

静岡バッハの初回演奏会ですが、人数・
パワーなど、まだまだ始まったばかりなので
独自の演奏会は無理、ということで、
プロ・セミプロ目白押しの磐田バッハの方々
との合同演奏会。

当初は、全曲静岡バッハのメンバーも
やる予定だったのですが、とてもじゃないけど
間に合わない、ということで、一番難しい
150番は磐田バッハメンバーのみの演奏と
なりました。

バス・バリトンの若手ソリストの井手さん
(以前簑島さんのお世話でうちのトラに
来て下さった方で、それ以来仲良しです)
に終演後うかがったところによると、
150番は最初譜面を見た時、
「なんじゃ、こりゃ~」と思ったほど、
難しかったとか。井手さんほどの名手でも
そう思われるんですねぇ。私も聞いてて、
これは、やったら相当苦労しそうだなぁ、
すごい曲だけど、コワイ~と思っていたのでした。

4番と182番は、どちらもそれぞれ難しい
ことは難しいですが、さすがバッハは
やりがいがある、という素晴らしく素敵な曲です。
特に182番の最後の合唱が3拍子で軽やかで
すてき。最初にシンフォニエッタ(ソナタとプログラム
には書いてあった)みたいな、器楽だけの
曲が1曲入っているのですが、これがもう、
「え? これって宗教曲だよね!」
と耳を疑うような、軽やかなマドリガル。
すてきでした~。

この曲は、「棕櫚の主日」のための曲となって
いますから、そのせいで、こういう軽やかに
動く雰囲気なのかもしれません。

「棕櫚の主日」というのはプロテスタントの
言い方で、カトリックでは「枝の主日」
あるいは「エルサレム入城」と言うんですが、
要するに、キリストが地方での布教の後、
最後の受難のためにエルサレムにやって
来た日を記念するもの。

新約聖書によると、イエスは若い雄ロバの背に
乗りエルサレムに入り、群衆は歓呼をもって迎えた
そうです。

6世紀頃のエルサレムでは、礼拝の後、
信者たちはオリーブやナツメヤシなどの枝をもって
オリーブ山(キリストが十字架に架けられる前夜、
父なる神に祈りを捧げたところ)に聖歌を歌いながら
のぼったという記録が残っているんだとか。

この伝統が現在も残っていて、枝を手にして
十字架行を行う行事が残っているところもあります。
手にする枝は、シュロでもオリーブでも
ナツメヤシでもOKだそうです。

●演奏の方は

合唱曲とソロの曲が交互に出てくるので、
どちらもたっぷり楽しめる、楽しい演奏会
でした。

麻ちゃんも松ちゃんも、かなり苦労して
苦しんで練習してたよーなんですが、
頑張ってよい発声で先生についていく、を
やり抜いた感じでしたよ。難しいところに
なると、余裕がなくなってきて、顔が
コワく?なるんだけど、他はか~なりイイ線
いってました。えらい、えらい。

ソロの方は、カウンターテナーの上杉さんとか
バリトンの春日さんとか、テナーの佐藤さんとか、
それぞれステキ~でしたが、私は何と言っても
井手さんのソロが良かったなぁ。

どーして、あんなちっこい身体で、おとなしそーな
感じで、あんな朗々たる声が出るんだろうなぁ。
じっくりポジションなんか観察しちゃいましたが、
なんか、声帯周辺から、頭のてっぺんに向けて、
すっごい太いパイプが通っている雰囲気でしたぁ。

ぎりぎりに入場したので、席は後ろの方だった
のですが、小さな教会なので前の方に座ると
逆に響きすぎ。

教会の方に案内されて私が座ったのは、
真ん中の回廊の後ろの方の補助席。
座りにくいかな・・・と思ったんですが、
ここが大正解。ちょうどソプラノの左端と
バスの右端から対角線というか、パースを
引いたら、ちょうどここが消失点っていう、
絶好のポイント。むちゃくちゃいいステレオ
効果。音の波に浸りまくってしまいました。
あ~、やっぱりバッハはいいなぁ。
次は歌いたいなぁ。(次はモテット3番!の
Jesu, meine Freude。
ソーノでやったので、ちょっと自信がある)

●打ち上げの話

堪能しまくって、帰路につき、
家でおとなしく英語の勉強をしていた
ところ、11時頃に松ちゃんから
メールが来まして、どーやら
出演された皆さんは、ソリストの皆様も
含めて、打ち上げで大盛り上がりに
なっていたようです。

で、松ちゃんはJRがなくなっちゃうので
二次会で帰ってきたよーなんですが、
麻ちゃんはちゃっかり三次会に行った
そーです。なんでも、素敵なソリストの
王子様が二人もいるとかでぇ、
(上杉さんと春日さんのことらしい)
こないだから舞い上がってたんですけどね。

いかん。いつもは私が
睨みをきかせてるんだけど、
この日は監視の目がなかった!
どーなっちゃったんだろう・・・。
不安だなぁ。
まあ、酔っぱらっちゃうと、最後まで
楽しめないから、ちゃんとセーブする
ように、と普段から言ってますんで、
大丈夫・・・とは思いますがね。
二日酔いしてないか、ちょっと心配。
まあ、午前様にはなったかな~。

●なんとなく英検の方が先のような
気がしちゃってますが・・・

実はライブの方が先なんですよね。
なんとなく、英語にハマってるもんだから、
そして、雨だと中止になるってんで、
ちょっと歌の練習に入る気合いが
薄れています。

でも、さすがに時間がなくなって
きてるので、そろそろ気合いを、とは
思ってますがね。

・・・と、なんとなく気合い抜けしていたら、
さっきNoahちゃんから連絡があって、
本番の時にギターとサックスの両方をやれる
方が参加するのが本決まりになって、
前日にリハをするってぇ話が!
ひえ~!

や、やらねば!

考えたら、10月11日って、普通の人は
3連休を楽しむ時でしたね。そうかぁ、
早めにゲンタの家にお泊まり予約して
よかったんだぁ。ホテルを今頃取ろうとしても
取れなかったかもしれない。

ノド、整えねば!
だいたい、ちょっとフツーのジャズボーカル
じゃなくって、クラシックっぽい雰囲気で
かなり高い音域でやるので、しっかり
発声を整えないとダメなんです。
一応Hまで出す形でやる予定なんだけど、
調子を落としてると、Hが苦しい音になって
しまうんですよ。基本ユニットが女声二人と
ピアノだけ、というしっとりした雰囲気なんで、
まあ、声だけが頼り・・・みたいな。
バーバラ・ヘンドリックスという黒人のソプラノ
歌手が黒人霊歌集のCDを出しているので
すが、その雰囲気でやろうとしています。
高井戸でのイベントでは、まあまあ
出来たような気が(気のせいかもしれないが)
するんで、その線でいきま~す。

●10月11日はいろいろ重なっている

この連休は合唱関係はいろいろ
イベントが多いみたいで、
新声会も10日の目黒区合唱祭に
出場されるとか。

そして、合唱コンクールでは、
関東大会と関西大会がこの日。
ご出場の皆様、それぞれ頑張ってください~!

脇田さんに「北海道で千田さんに
会えそう~?」と聞いたら、
「ぐさっ」とか言って、へたってましたがぁ、
関東大会、うんと頑張ってくださいませ。
そして、札幌のおみやげ、よろしくね~!
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