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合唱のこと、英語のこと、本のこと、友達のこと、仕事のこと・・・とりあえず、ダラダラ続ける日記です。

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『音楽史を変えた五つの発明』
●『音楽史を変えた五つの発明』

41FeNFjrs9L__SL500_AA300_.jpgハワード・グッドール著
白水社 2600円

という訳本を、Facebook仲間の
石垣さん(くん、とどうしても言ってしまうな・・・)が教えてくれました。
楽譜・オペラ・平均律・ピアノ・録音技術の「発明」が
音楽の世界に何をもたらしたのか、
いかにそれらがエポックメーキング的なモノで
あったか? をやたらこまか~く書いてある本です。

ちょっと変わった視点から、音楽史を
読み解いていく、という本で、なかなか
おもしろいデス。内容を丸々「うん、なるほど」と
捉えるより、「そうかなぁ、こっちの方が重要な
発明なんじゃないの~?」とそれぞれ意見を
戦わせたりするのにいい・・・みたいな感もアリ。

これ、実は昔、原書でえっらく苦労して
読んだ本でありました。原題は、

Big Bangs:  The Story of Five
Discoveries that Changed Musical
History

で、「発明」というよりは、「発見」に
近い。ビッグバン理論にかこつけて、
これがあったからこそ、以下の音楽史が
このよーに発展したのだ・・・というコンセプトで
書かれたのを示すタイトルになっています。

昔、ロンドンのれいこさんのところに
お泊まりさせていただいて、ロンドン見物
した時に見つけて、「おもしろそうだ~」で
うっかり買ってしまった本でした。

内容は、なかなか読み応えがあり、
オススメです。が、原書はあまり
オススメではありません。著者が
イギリスの学者らしく、ともかく単語が
難解! どれだけ辞書引いたか、
わかりません。

今なら、もう少し苦労せずに読める
かもしれないなぁ・・・と思い、kindle edition
を探してみましたが、入っていないよーです。
仕方ない。そのうち家捜しして、昔読んだのを
引っ張り出すかなぁ。

というわけで、音楽史にご興味のある方、
悪いこたぁ言いません。せっかく白水社で
立派な訳本が出ているのですから、日本語で
読んでやって下さい。オペラの歴史の辺りは
わかりやすくて、面白かった・・・と記憶しています。
楽譜や平均律の話を英語で読むのは、かなり
頭、痛かった・・・デス。

が、ちょっとこの本の話で刺激を受けて、
kindleで音楽史関係の本を漁ってしまい、
「Music in Ancient Greece and Rome」という
33ドルもする研究書を見つけて、
ほこほこしちゃってるのは、私です。

昔、短大でギリシャ悲劇のゼミなんか
取ったもんだから~、ちょっとAncient Greeceも
懐かしいし、今、ローマ帝国が自分の中では
旬なもんですから。

が、まともな研究書にどれだけ歯が立つのか
わかんないので、とりあえず無料見本だけ
DLしてみたところです~。

見本は、だいたい「まえがき」部分と、
運が良ければ「目次」部分を見られるように
なっていますので、ちょっと読んでみて、
興味があったら、買ってね♪ という感じ。
最近日本のアマゾンで、和書で「中身拝見」という
オプションが付いてる場合がありますが、
あれと似たようなものですね。

で、今ちょろっと読んでみたら、
古代文化や音楽史を勉強している
学生向け、みたいな事が書いてありました。

レビューが3つ出てましたが、全部5つ星で、
みんな大絶賛しています。どーやら、
この分野の本の中では、一番いいゾ!
って感じ。そうか、研究者には、またとない
文献なんだな、ふむふむ。

が、門外漢の私に理解できるものか
どーかは、全く分かりましぇん。

It's Greek to me!
(さっぱりわけがわかんない~!)
*ギリシャ語というのは難解なもの・・・というのが
ジョーシキなもんで、こーいう言い回しが出来たらしい。

と叫んでしまうかもしれません。

が、多分、きっと、買っちゃうでしょう。
ええ、そんな予感がします。

でも、各章ごとに脚注が100コかそこらは
付いている・・・らしいデス! ぎゃー。

ま、まあ、研究者じゃないんで、
そのヘンはてきとーに無視してみましょう。
うん、脚注は見ない! よっぽどのことが
ない限り、見ないぞぉ!(ってすっかり買う気だよ・・・)

●日曜日の練習は大・充実でした♪

磐田にあるT井先生のお宅に歌姫様・
Iヶ谷さんと三人で伺い、まずはヨハネの通し
レッスン。考えたら、いっつも通しレッスンだぁ。
この日も、第一部全部と、第二部のコラール全部を
通しました。女中さんソロも3回やって頂き、
「うん! この憎々しさだな!」って感じ、
つかめました。さあ、ペテロ役のないとークンを
いじめよう!?

7月2日の演奏会は、「実験工房」と称した
抜粋演奏会。

演奏するのは第一部全曲及び
第二部のコラールのみ。
で、コラールだけ続けて歌っても
お客さんはおもしろくなかろーというので、
聖書の朗読をすることに。

で、朗読者は、我らが歌姫様を、
私と松ちゃんが大推薦!

マジメな話、この人の朗読は
ほんっとにいいデス。
ひびきの本番直前に、「心の四季」の
朗読をソプラノの直前練習の中でやりましたが、
感動して涙が出そうでしたヨ。
うん、これも希有な才能です。
やっぱりこの人は、役者になるべきだった
と思いますネ。

というわけで、彼女が聖書のいろんな
ところを読むことになるらしーです。
楽しみ、楽しみ。
まりさんにお伝えするのを忘れて
ましたが、是非これも楽しみに
いらしていただきたいデス!

で、休み時間に取れたての新茶を
ご馳走になりながら、いろいろおしゃべり
していたのですが、

ヨハネをやるなら、行きます!
みたいなソリストだらけ~! なんですよね、
ここのお仲間の皆さんは・・・。

ふつーソリストって言ったら、
全く面識のない合唱団に行って、
イキナリ美声で相手の度肝を抜くことが
お仕事っつーか、日常のわけで、
一つの合唱団に所属したり、
素人の合唱団員とおしゃべりしたり、
飲んだり、カラオケ行ったり・・・なんてことは
ありませんよね。

ところが、ここ磐田バッハに所属している
ソリストさんたちは、それらの常識(?)を
全てひっくり返して下さる方々でして、

今回の演奏会も、え~と、経費、てんで
出ないんですけど、みんな来て合唱しちゃう
イキオイ・・・らしい・・・。

実は来年の6~7月くらいに全曲演奏会を
企画中なんで、今回は余分な経費は一切
使わないゾ! 来年に備えて、一所懸命
貯めるゾ! 状態・・・なので、ソリストの皆さん
方には、申し訳ないが「泣いて下さい」
なんですよね~。 でも、皆さん、ここで
歌うのを本当に楽しみにしてらっしゃるんですよ。
ほんと、いい仲間状態デス。どんどん本番当日が
楽しみになっています。

●アンサンブル練習も、絶好調~!

この日は、みどりおねー様とのデュエット
初見大会もあり、エリカ様が来る日でも
あったので、とりあえず伴奏のある曲は
全部やるゾ! みたいなイキオイが。

大変、大変充実してました。

まあ、体調が悪い人や、家庭の事情で
来られない人とか、重なっていたんで、
またしても全員は揃っていないんですけどネ。

でも、女声も混声もデュエットも
楽しく練習しちゃいました♪

Ave verum corpusは
エリカ様にも「歌ってね」攻撃を
指揮者様が掛けていらっしゃったので、
発音と意味をざっとお知らせして、
一緒に歌えるような態勢を準備して
もらいました。

●仕事も一段落ついた・・・ハズだが?

アンサンブル練習の後、頑張って
最後まで入力終了!

やったぁ!

と鼻高々に、印字したのを某作家に
渡したら、お返しに一章から見直して、
赤い字だらけにしてくれた原稿、
くれました。

いらん!!

でもまあ、Sogno di SONOの28日練習の前までに
(あ、27日はアンサンブルだ! ってことは、
その前までに!?)直し入力は終了して
おかないと、すっきりさわやかに東京に
行かれない。

くそー。そろそろ飽きてきたってのになぁ・・・。

とか思ってると、「あ! これって、
設定ミス!?」みたいなの、見つけちゃったり
するんだよなぁ・・・・(泣)。

今日も打ち込みすぎて、手が痛いデス・・・。

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