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涙が止まらない
●訃報が届きまして・・・
ついこの間、東京でお目にかかった
恩師のシスター小泉が亡くなられました。
前の晩まで、とってもお元気で、
隣のお部屋のシスターとおしゃべり
なんかしてらっしゃったそうなんですが、
朝、起きていらっしゃらないので
見に行ったところ、昨夜着ていた服の
まま、ベッドに倒れておられたそうです。
夜中に心不全を起こされたよう。
79歳とのことで、父よりちょっとお若かった
んですね。
ほとんど苦しまずに帰天されたようで、
それだけは良かった。
この間、「次はお台場にお散歩に
行きましょう」とお約束したばっかり
だったので、大変なショックです。
思えばあの日は、(いつもは
前もって訪問するお約束をして
伺うのですが)イキナリお訪ねしちゃって、
シスターを驚かせてしまったのですが、
とっても喜んで下さって、帰る時は
表まで送りに出て下さいました。
そして、「卒業生がこうして忘れずに
来てくれるのって、ホントに嬉しいのよ、私」
と、少し涙ぐみながらおっしゃって下さった。
まだその時のお顔をよく覚えています。
●実は、学生時代は好きじゃなかったデス
担任の先生というわけでもなく、
単に「怖い」先生・・・と思っていた方なのデス、実は。
中学の三年間、英語を教えて下さったのですが、
そりゃあもう、厳しかったデス。
中学の教科書は全部、暗記させられました。
四十回書いて、四十回読みなさい。
そうすれば確実に覚えられます!
と言われ、正直、「げげ~っ」という感じ。
で、毎日のよーに英語があった(週に
7時間あったような・・・)もんだから、
毎日この暗記が出来ているかをチェックする
小テストがあった。
で、運が悪いヤツは、当てられて、
暗唱させられた・・・。
ともかく、打てば響くって感じの方で、
とても太刀打ちできませんでしたし、
厳格・・・というイメージが強かった。
●なぜ卒業してから仲良くなったか?
というと、まりこのおかげなのです。
シスターはまりこの担任で、
まりこは在学中も卒業後もシスターを
慕っていて、よく会いに行っていたそうです。
大学進学後、洗礼を受けたのですが、
彼女が亡くなった時は、大学構内の
礼拝堂で追悼ミサを行いました。
(静岡でも城内教会でやりましたが)
その時、ちょうど大学の向かい側の
修道院にお住まいだったシスターが
いろいろとお手伝い下さり、そこから
おつきあいが始まったのです。
何せ、英語の専門家で、イギリスにも
留学されていたので、ミサの後しばらくして、
私がノルウェー訪問のついでに
イギリス訪問もすることになったので、
いろいろ教えていただきました。
(まりこも一時期イギリスにいたので、
その当時通っていたFarm Street Churchという
教会のこととか、ロンドン市内の地理とか、
微に入り細に入り)
イギリスでは、ロンドンにお住まいの
礼子さんのお宅に居候を決め込み、
またFarm Street Churchで日本人信徒の
取りまとめをなさっていた方にいろいろ
ご案内いただき、充実した旅でした。
(実はこの方も、静岡の方で、大学も
まりこと一緒だったので、城内教会も
大学の礼拝堂もよくご存じでした)
そんなこんなで、年に一回ぐらい
四ッ谷の修道院にお伺いするように
なりました。
そのうち英語の原書の話が盛り上がり、
一緒に大学生協で本を探したり、
シスターの蔵書をお借りしたり。
新宿御苑にお散歩に行ったり、
大学構内のチャペルツアーをしたり。
思い出すと、ほんとに楽しい思い出ばかり。
学生時代は厳しくてコワイ、と思っていた人なのに、
実は「学ぶ」ということにほんとに真摯で、
とても気配りがある方だと分かりました。
その上、意外と可愛らしいところがあったりして。
「ここの鯛焼きがオイシイから、
一緒に並びましょう!」なんておっしゃって、
30分くらい並んであつあつの鯛焼きをパクついた事も!
ご縁というのは、本当に不思議なものだと
思います。
まりこの存在がなかったら、この方とは
卒業後まったくお会いすることもなかったでしょう。
亡くなったと聞いても、「ああ、そうか」で
終わってしまったかもしれません。
でも、長年にわたっておつきあいが出来、
またいろいろ勉強させていただいたと思います。
だいたい、中学時代にあれほどしごいて
いただいてなければ、アメリカで路頭に
迷っていたんじゃないかな~。
シスターにも、教科書を丸ごと覚えておいて、
本当に役に立ちました、と新宿御苑を
歩きながら申し上げたことがありました。
そしたら、にっこにこしながら、
「ね、そうでしょう!」
と、とっても嬉しげに応えて下さいました。
も少し英語も頑張って、
ご恩返ししたいと思います。
まりさんにメールしましたら、
担任の先生でいらしたそうです。
連休明けに相談して、一緒にお参りするつもりです。
今日は涙がなかなか止まらなくなっちゃってますが、
良い師に恵まれたことに感謝しつつ、
また頑張れるような気もしています。
きぃちゃん、お知らせ下さってありがとうございます。
シスターが天国でも
幸せであられますように。アーメン。
ついこの間、東京でお目にかかった
恩師のシスター小泉が亡くなられました。
前の晩まで、とってもお元気で、
隣のお部屋のシスターとおしゃべり
なんかしてらっしゃったそうなんですが、
朝、起きていらっしゃらないので
見に行ったところ、昨夜着ていた服の
まま、ベッドに倒れておられたそうです。
夜中に心不全を起こされたよう。
79歳とのことで、父よりちょっとお若かった
んですね。
ほとんど苦しまずに帰天されたようで、
それだけは良かった。
この間、「次はお台場にお散歩に
行きましょう」とお約束したばっかり
だったので、大変なショックです。
思えばあの日は、(いつもは
前もって訪問するお約束をして
伺うのですが)イキナリお訪ねしちゃって、
シスターを驚かせてしまったのですが、
とっても喜んで下さって、帰る時は
表まで送りに出て下さいました。
そして、「卒業生がこうして忘れずに
来てくれるのって、ホントに嬉しいのよ、私」
と、少し涙ぐみながらおっしゃって下さった。
まだその時のお顔をよく覚えています。
●実は、学生時代は好きじゃなかったデス
担任の先生というわけでもなく、
単に「怖い」先生・・・と思っていた方なのデス、実は。
中学の三年間、英語を教えて下さったのですが、
そりゃあもう、厳しかったデス。
中学の教科書は全部、暗記させられました。
四十回書いて、四十回読みなさい。
そうすれば確実に覚えられます!
と言われ、正直、「げげ~っ」という感じ。
で、毎日のよーに英語があった(週に
7時間あったような・・・)もんだから、
毎日この暗記が出来ているかをチェックする
小テストがあった。
で、運が悪いヤツは、当てられて、
暗唱させられた・・・。
ともかく、打てば響くって感じの方で、
とても太刀打ちできませんでしたし、
厳格・・・というイメージが強かった。
●なぜ卒業してから仲良くなったか?
というと、まりこのおかげなのです。
シスターはまりこの担任で、
まりこは在学中も卒業後もシスターを
慕っていて、よく会いに行っていたそうです。
大学進学後、洗礼を受けたのですが、
彼女が亡くなった時は、大学構内の
礼拝堂で追悼ミサを行いました。
(静岡でも城内教会でやりましたが)
その時、ちょうど大学の向かい側の
修道院にお住まいだったシスターが
いろいろとお手伝い下さり、そこから
おつきあいが始まったのです。
何せ、英語の専門家で、イギリスにも
留学されていたので、ミサの後しばらくして、
私がノルウェー訪問のついでに
イギリス訪問もすることになったので、
いろいろ教えていただきました。
(まりこも一時期イギリスにいたので、
その当時通っていたFarm Street Churchという
教会のこととか、ロンドン市内の地理とか、
微に入り細に入り)
イギリスでは、ロンドンにお住まいの
礼子さんのお宅に居候を決め込み、
またFarm Street Churchで日本人信徒の
取りまとめをなさっていた方にいろいろ
ご案内いただき、充実した旅でした。
(実はこの方も、静岡の方で、大学も
まりこと一緒だったので、城内教会も
大学の礼拝堂もよくご存じでした)
そんなこんなで、年に一回ぐらい
四ッ谷の修道院にお伺いするように
なりました。
そのうち英語の原書の話が盛り上がり、
一緒に大学生協で本を探したり、
シスターの蔵書をお借りしたり。
新宿御苑にお散歩に行ったり、
大学構内のチャペルツアーをしたり。
思い出すと、ほんとに楽しい思い出ばかり。
学生時代は厳しくてコワイ、と思っていた人なのに、
実は「学ぶ」ということにほんとに真摯で、
とても気配りがある方だと分かりました。
その上、意外と可愛らしいところがあったりして。
「ここの鯛焼きがオイシイから、
一緒に並びましょう!」なんておっしゃって、
30分くらい並んであつあつの鯛焼きをパクついた事も!
ご縁というのは、本当に不思議なものだと
思います。
まりこの存在がなかったら、この方とは
卒業後まったくお会いすることもなかったでしょう。
亡くなったと聞いても、「ああ、そうか」で
終わってしまったかもしれません。
でも、長年にわたっておつきあいが出来、
またいろいろ勉強させていただいたと思います。
だいたい、中学時代にあれほどしごいて
いただいてなければ、アメリカで路頭に
迷っていたんじゃないかな~。
シスターにも、教科書を丸ごと覚えておいて、
本当に役に立ちました、と新宿御苑を
歩きながら申し上げたことがありました。
そしたら、にっこにこしながら、
「ね、そうでしょう!」
と、とっても嬉しげに応えて下さいました。
も少し英語も頑張って、
ご恩返ししたいと思います。
まりさんにメールしましたら、
担任の先生でいらしたそうです。
連休明けに相談して、一緒にお参りするつもりです。
今日は涙がなかなか止まらなくなっちゃってますが、
良い師に恵まれたことに感謝しつつ、
また頑張れるような気もしています。
きぃちゃん、お知らせ下さってありがとうございます。
シスターが天国でも
幸せであられますように。アーメン。
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