吾妻山越えたら、天気変わった！

●高速バスで東京に出発

お弁当に玉子サンド作って、
新静岡駅前から高速路線バスに
乗って一路新宿へ。

ドライバーは女性の方で、
すごっ、こんな大型バスを
運転できるなんて尊敬～。
（終着の新宿駅南口ターミナルが、
むっちゃくちゃハードな作りになっていて、
ジェットコースター並みの急坂のアップダウン
あるわ、むちゃ幅狭の通路をぎりぎりで
回るわ・・・・で、目がテンでした。
いや～、職人技、見せてもらいました！）

実は新静岡発のバスは、静岡インターから
東名に上がるのではなく、各地の停留所を
経由して、清水インターから上がるのです。

なら、清水から乗ればいいのではないか？
と思うんですけど、実は清水の停留所が、
うちからだと、か～なり遠い。バスも電車も
not availableなんです。静鉄で新静岡に出る
方が、めっちゃ楽。というわけで、まず静鉄乗車。

入江岡駅で、ご近所のご一家に遭遇し、
「どこ行くんですか～？」とチャットしたら、
「ガンダムが終わっちゃうんで、見に行くんです～」
とのこと。おお、そう言えば、3月いっぱいで
ガンダム展示は終了してしまうんでしたネ。
なんか、お台場にも見に行ったそうで、
やっぱり好きな人が多いんだな～。
私は結局、車で遠くからチラっと何度か見ただけです。
あんな高層ビルみたいなの、たった一人で
操作できないよな～・・・とか言いながら。

いかん、脱線している。

で、静岡から清水インターに向かって
いたんですが、途中、母の実家の
近くを通るんですよネ。
実家が見えないかなぁ、と思ったんだけど、
実家は旧道沿いで、バスは新しいバイパス通りを
いっちゃうので、はっと気が付いたら、
実家の裏手を過ぎていた。

ちぇ～。

とか思っていたら、Ａ野が、
実家の伯父が、ちょこちょこ歩いているのを
目撃してました。朝っぱらからどこに
行ったんだか～。

で、沓谷辺りを通過し、さらに鳥坂へ。
実家は、もともとはこのヘンの出だそーで、
昔はお寺も鳥坂の方だったんで、
ちょっと懐かしい。のどか～な田舎です。

このヘンに、源義経を讒言したというので
有名な梶原景時が討ち死した梶原山という
小山がありまして、うちのお寺はその隣の
山にありました。小さなお寺で、老尼様一人
しかいなかったので、尼様が亡くなった時に
別のお寺に実家のお墓は移したのでした。
（＊梶原景時の最期については、ウィキペディアに
「梶原景時の変」というので詳しく出ています。）

●ま、そんなこんなで東名に乗り

うとうと～・・・としているうちに、
あっという間に足柄に着きました。
10分休憩で外へ出てみたら、
あちこちに残雪が！
そして、そこらの山々が、雪景色！
うわぁ、昨日寒いと思ったら、
こっちは雪になってたんだ！

で、ブルブル震えながらバスに戻りました。

いくつかトンネルを抜けて、
吾妻山トンネルと書いてあるのを
抜けた途端、急に天気が回復。
ちょっとぽかぽか陽気っぽい。

よく箱根の山を越えると、
天気が違うことがありますが、
そうか、神奈川県辺りでは、
このヘンが境目なんだ～。

そんなに高い山というわけでは
ない・・・と思うんですけど、
一山越えると、違う世界・・・っていう感じ。
不思議。

●トラブルもなく東京着到

運転手さんの妙技に舌を巻きながら
バスを降り、電車に乗り換えて、
ようやく到着。

思ったより楽でした。
桜新町のＹ利子さんがよく利用される
そうで、確かに用賀からすぐで、楽っぽい。
どうも電車の方が得意なもんで、
今まで敬遠してたんですが、たまには
バスにも乗ろうかな。

●・・・で、こんなん、ありました～！
明大前に着きまして、
トコトコ歩いていたら、
こんな立派な彫像が！

懐かしの『猿の惑星』ではありませんか！

なんか、普通の、
多少オシャレっぽいおうちの前に、
堂々と、つーか、デン！と立っておったです。
思わず、まじまじと見てしまいました。

う～む、すごい。

清水に、ハニワの石像を麗々しく
飾っている会社もありますが、
こーゆーの、インパクトあるから、
一度来たら忘れないよネ。

なんか、話が脱線ばかりしていて、
はっと気が付いたら、既にかなりの字数を
費やしていた。

と、とりあえず、目的地にはたどりつきました。
そして、段ボール5個で送った荷物の仕分けは
すべて終わりました。拭き掃除もせっせと
やってみました。あ～疲れた。

明日は下高井戸方面にブラブラ
遊びに行ってみようっと。